成田山の節分会！混雑状況とベストな時間は？

毎年芸能人のゲストが呼ばれ非常に盛り上がる成田山の節分会！
気になる混雑状況はどれくらいなのでしょう？また、何時ごろに行くのがベストなのでしょうか？

歌舞伎俳優の市川団十郎一門からの信仰もあつい成田山。その節分会は、仏教の法要の一環としての節分行事です。毎年著名人や大相撲力士が参加することでも有名です。

実は成田山では鬼は外が禁句なのをご存知でしょうか？また、混雑状況や今までどんな芸能人がゲストで呼ばれたかを紹介します。

どれくらい混雑するか？

成田山の節分会では、国土の平安・世界平和や万民豊楽（すべての民が豊かで楽しく暮らせるように）・豊作・転禍為福（てんかいふく：災いが転じて福となるように）との願いを込め、成田山本堂の完成法要にNHKと高砂部屋の先々代の親方が協力したことをきっかけに1968年に始まった「特別追儺豆まき式（とくべつついな）」と、参加料（記念品込みで一万円）が必要な「開運豆まき」が行われています。

毎年著名人が出演することから混雑しますが、それでも初詣に比べると駐車場の混雑は少ないです。

成田山の節分会は3回に分けて行われており、中でも特別追儺豆まき式では1回目と2回目に著名人が出ているため混雑します。
豆まきそのものを楽しみたい方は3回目の豆まき式に参加するのが望ましいかと思います。

著名人を楽しみたいという方は、朝9時ごろまでに到着して場所を確保するのが望ましいでしょう。

大切なのはマナーを守ること。また、 スラックスやヒールの低い靴など、動きやすい服装に心掛けることが大切です。

成田山の節分会の様子はこちら！

なぜ成田山では鬼は外が禁句なのか？

成田山の節分会で「鬼は外」が禁句なのはなぜでしょうか？

成田山のご本尊は不動明王であり、 その前では鬼でさえもそのいつくしみの心によって心を入れ替え、正しいほうに導かれてしまうためです。

不動明王は、
「おい、これでいいのか？お前の煩悩（迷いや怠け心など）は何としても断ち切ってやる！」と、煩悩から私たちを救うため、恐ろしい顔をしている仏様です。背中の炎、手に持った縄と剣で迷いなどを破壊するといわれています。

大河ドラマ「独眼竜政宗」で、梵天丸（のちの伊達政宗）が幼少のころ、乳母とともに不動明王に参詣したとき、
和尚が、「恐ろしい顔は悪を懲らしめるためじゃ！不動明王は優しい仏様じゃ！外見と異なり慈悲深い！」と答えた際、
政宗が、「梵天丸もかくありたい」と答えたセリフは有名になりましたね。

成田山では鬼にも慈悲深くあるため、鬼は外は禁句なのですね。数々の日本の童話で悪役として登場した鬼たち、退治するなら成田山へ連れてくれば結末が変わっていたのに。。

少しわかりずらいですがこちらの動画で不動明王を見ることができます！


　

今までどんな芸能人がゲストで呼ばれたか？

成田山の節分会には大相撲の横綱・大関クラスの力士や大河ドラマの出演者が呼ばれることも有名です。
これまでには松山ケンイチさん・玉木宏さん・藤木直人さん・綾瀬はるかさん・井上真央さん・歌舞伎俳優の市川海老蔵さんなどが出演しています。

大人になると豆まきをする機会もほとんどありませんが、子供の頃は日本の伝統として毎年の学校の行事でしたね。成田山の節分会は芸能人もゲストで呼ばれ、大人も大いに楽しめます。

成田山の公式ホームページはこちら！

是非とも参加してみてはいかがでしたでしょうか？